やばやばホテル日記

気ままなホテル宿泊記

【宿泊記】 ANAインターコンチネンタル東京に宿泊

こんにちは、たにやばです。

放置していた下書きを記事にすべく、久しぶりの更新です。

 

赤坂・溜池山王エリアの老舗ホテル、ANAインターコンチネンタルホテル東京はその利便性の良さから何度も滞在させていただいたホテルです。

今年の春ごろ、色々な理由からこのホテルの最上級スイートに宿泊しました。

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「雅・プレジデンシャルスイート」はクラブインターコンチネンタルラウンジと同じく、客室階では最も高いフロアに位置しています。
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因みに最上級スイートといっても、二重玄関のようなものはなく、面積も150平米弱とやや控えめです。お値段も直予約で250k程と手が届かないわけでもなく。

 

扉を開けるとすぐに広々としたリビング&ダイニング。

両端にテレビがあり、大人数でも過ごしやすいデザインになっています。
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窓からは東京タワーが。

このお部屋の特徴として、どの窓からも東京のアイコニックな建造物を眺めることができます。

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隣には小さいですがキッチンスペースが。

冷蔵庫の中にはベル・エポックを始め4本のボトルワインが鎮座していました。
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その横にもワインラックが。
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ワインは赤の種類が圧倒的に多いですね。
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リビングルームを挟んで両側にベッドルームを配置した構造のこのお部屋。

此方はサブベッドルーム。
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此方がメインベッドルーム。眺望や広さはほとんど変わりませんが、

ベッド手前にフットベンチがついていますね。
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また、サブベッドルームのウェットエリアはシャワーブースのみですが、、、
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因みにトップスイートでもアメニティは通常のお部屋とほとんど同じです。

シャンプー類はクラブインターコンチネンタルルームと同じロクシタン。
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メインベッドルーム横のバスルームは豪華なバスタブ、ミストサウナ、ダブルシンクの洗面台と流石に至りつくせりです。

個人的には折角の東京タワービューを遮ってしまう曇りガラスと、ドライヤーのグレードに関してだけはやや残念でしたが概ね満足でした。

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到着早々にお部屋のダイニングテーブルでインルームダイニングを楽しみました。

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翌朝、チェックアウト前に少しだけクラブインターコンチネンタルラウンジに立ち寄ることができましたが、、、

それ以外は私事により、あまり長くお部屋に居られなかったことが残念でした。f:id:fpooh:20210208234528j:image

やはり都内のクラブインターコンチネンタルラウンジとしてはここは屈指の広さですね。

席間の広さや眺望もよく、とても落ち着きます。

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再び予約することがあるかは分かりませんが、とても使い勝手が良いスイートでした。

一方重厚感や高級感、という意味では値段以上の内容ではないかなとも感じました。

 

また訪れることがあればより堪能してみたいです。

【宿泊記】星のや沖縄

こんにちは、たにやばです。

 

先日、沖縄に行く機会があり以前から気になっていた星のやに泊まることにしました。

期待以上に素晴らしい滞在でしたので、皆さまにも知っていただきたく記事にしてみました。

 

読谷村の老舗ホテル、日航アリビラホテルからすぐ近く。

独特の城壁のような囲いが存在感を放つレセプションに到着しました。

 

レセプションは深海のように涼しげな色調と空気。

一旦ここを通ってから城壁内に向かうことでまるで別世界に来たかのような錯覚を起こしてしまいそう。
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グレーで無機質、どこまでも続くような横に長い城壁の中に入ると、

目いっぱいに広がるのは生き生きとした緑。先ほどの暗さが噓のようです。
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プール横の「集いの間」にてさんぴん茶をいただきながら、思いのほか広大な敷地と、充実したアクティビティの説明を受けます。

既に心の中は目の前のプールに入りたい!の一心でした(笑)
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お部屋は64平米のスタンダードなグレードのティン(ツイン)。

 

レセプションの建物程ではありませんが、客室内に関しても屋外の楽園のような明るい景色と対比させるかのような落ち着いた色合い・素材感が印象的でした。
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お部屋のアメニティ等はラグジュアリーホテルとして不足なく、

ギャザリングサービス(詳しくは公式サイト参照)の為か、大きな冷蔵庫やIH調理器具まで揃っており、長期滞在プランが好評との話にも納得しました。
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バスルームは紺碧色の可愛らしいタイルに目を引かれるものの至ってシンプル。

あくまで客室は機能性と落ち着きに重きを置く、星のやらしいですね。
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主な施設としては、「集いの間」「プール」「道場」「ダイニング」「スパ」「バンタカフェ・オール―グリル」などがあり、ビーチも含めてカートでの送迎が可能です。

 

しかし、屋外の豊かな自然と爽やかな青空、温かい日差しがあれば、

その道中を歩くことに何のためらいもありませんでした。

備え付けのサンダルや館内着でも、水着にラッシュガードを羽織っても、

気張らずに館内を満喫できるのが旅館的な要素を取り入れていて魅力的です。
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こちらが24時間利用可能な屋外プール。30度くらいの温水です。

エリアごとに深さも様々で、子供も大人も楽しめるつくりです。
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プールに入って少し経つと空が更に晴れてきました。

プールサイドで日向ぼっこをする方、ソファで飲み物片手に談笑する方々、子供達を遊ばせる方、海側でのんびり黄昏る方、、、楽しみ方は人それぞれですね。
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星のや沖縄に併設されたバンタカフェ・オールーグリルは宿泊客以外でも利用できるとても景色のよいカフェ・レストランです。
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オールーグリルで水平線の上の太陽が刻々と変化していくのを眺めながら、

カジュアルな夕食をいただきました。

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ムール貝の漁師風はバケツの下に溜まったスープが絶品。

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トロピカルハンバーグステーキは余裕のない胃袋でも許容できる楽しい逸品でした。

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黒糖プリンとハーブティーを陽が落ちる前に食べ終わり。

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美しいサンセットを眺めがら、これは来てよかったなと思わずにいられませんでした。
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帰り際にプール前を通りましたが、皆ディナー中なのか、他に人はいませんでした。

他に人がいない時間を狙うならディナー時か、後述する夜中がおすすめです(笑)
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この写真を撮ったのは日付が変わる頃。

流石に人はいませんでしたが勿論入れます。
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何より、沖縄の夜は星空が綺麗です。

この広いプールを独り占めしながら空を見上げれば、きっと癒されることでしょう。
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朝は道場で琉球空手にヒントを得たストレッチに挑戦。

恐らく人生で一番深呼吸し、目覚めの良い朝を迎えることができました(笑)
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ダイニングでの朝食は琉球朝食・シチリア朝食という魅力的な選択肢。
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琉球サラダはとても味のバランスが良く、お気に入りの一品になりました。
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その他の献立も普段は食べられないような沖縄らしいものばかり。
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充実した朝を迎えるとその後の一日が気分よく過ごせますよね。

 

正午のチェックアウトまでの間、何度もプールと客室を往復し、癒され。

星のや沖縄の独特な世界をたっぷりと楽しんだ、最高の1泊2日となりました。
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【宿泊記】グランドハイアット東京

こんばんは、たにやばです。

ご無沙汰しております。

久々の更新はグランドハイアット東京についてです。

 

といってもこの記事は私的な感情による宿泊記となりますこと

予めご了承いただいてから読み進めていただけると幸いです。

 

グランドハイアット東京について今更宿泊記を書こうと思い立った理由。

それは一般的に語られるこのホテルの魅力とは少々異なるかもしれません。

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Nagomiのスイミングプールについてではなく、
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クラブラウンジ裏のこじんまりとしたテラスでもなく、
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東京タワーがちょこんと見える客室でもなく、

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スイートルームのbang&olufsenのスピーカーでもありません。
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実は今まで、僕にとってここはあまり好きと言えるホテルではありませんでした。

 

グローバリストへのアップグレード含め悪い対応をされたわけではありませんし、

デザインが好みと合わないわけでもありませんでした。

 

"そつのない"ホテルの対応の印象と六本木のギラギラした空気、

そのせいか何となく関りが希薄に感じられてしまい、

落ち着く空間でないという印象だったのです。

 

 

さて、ここからが今回の滞在となります。

単純に少しでもこのホテルに慣れたからなのか、

今回起きた些細な出来事やタイミングのせいなのか。

 

到着したのは土曜日の夕方。外は嵐のような荒れ模様

反してホテル内はウェディングが多く行われており賑やかでした。

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お部屋はビューツインルームに。

東京タワーやbang&olufsenのスピーカーはありませんが、

却って客室のデザインを楽しめることになったかもしれません。
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オットマン付きのソファを囲むような形で出張った窓。

この客室で貴重なくつろぎの空間をわずかな面積で実現しています。

42平米はラグジュアリーホテルとしては広いわけではないですが、

この客室にいると必要十分な面積だと感じます。
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この写真は別室のものですが共通のデザインのバスルーム。

洗面台のTVは必要かという疑問はありますが、

グラスホルダーの位置・デザイン、大きな円形の浮き出した鏡、

広く見せる効果のあるバスタブ奥の鏡、

無駄に冷たい水を浴びなくて済む、壁についたシャワー栓。

 

完ぺきではないけれども愛すべき点がいくつもあります。

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「ビュー」とついているこのお部屋からの景色は東京らしい混沌、

さほど高層階のホテルでもなく、なにか突出したビューはありません。

しかし半端さ、よく言い換えると丁度良さが、

この客室での時間を心地よい非日常へ導いてくれる気がしました。
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レストランはほぼ満席、ラウンジは残りの滞在で楽しむと割り切り、

今回はフィオレンティーナのテイクアウトメニューにトライしました。

余程レストランが忙しかったのか、2時間ほど前に注文したメニューがうっかり失念されていたというハプニングが。

それでも30分ほど経って部屋に届けていただけました。

 

今までの滞在中はある意味"完璧"な対応ばかりでしたので、

個人的は何故かこのミス(?)で少し安心した気持ちになりました。

 

お味どれも良く。雰囲気を差し引けば十分だと思います。

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快適なバスタブに浸かり、bluetoothスピーカーでお気に入りの音楽を流す。

 

それでも何となく寝れなくて、他の照明を落としたまま、

見慣れたワークデスクのデスクライトをふとつけてみました。

今までは全く気にも留めていなかったこのデスクライト。
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無機質な形・素材からくる印象に反して温もりのある色でした。

程よくアート感がありつつも、何となく日常の延長線上のような。

この客室の空間に拒まれていないような、安心感を覚えました。

 

こいつはデスクライト一つで何を語っているんだと思われるかもしれませんが(笑)
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 結論としては、僕がグランドハイアット東京の雰囲気にも多少慣れて、

客室内を改めて眺めた結果、好きなディテールが増えた、というところでしょうか。

 

 

大変お見苦しい記事になってしまったと思いますが、

いずれ改めてこのホテルの魅力をより一般的に共感されるようにお伝えできればと考えています。

 

 

今回の滞在はまだまだ続きますが、宿泊記にする部分はここまで。

 

また別のホテルでお会いしましょう。

【宿泊記】インターコンチネンタル横浜 pier8

こんにちは、たにやばです。

お久しぶりですがいかがお過ごしでしょうか。

 

今回はインターコンチネンタルホテル横浜PIER8の宿泊記です。

 

とても評判の良いホテルで僕も当然大好きです。

通算10泊目?位で、初めてスイートルームを予約しました。
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撮ったのは以前の夜ですが今回はお昼に入れていただきました。
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利用することは少ないですが、シンボル的なこの階段。

その横に並ぶエレベーターを利用して2階でチェックイン、

部屋で身支度を整えてからクラブインターコンチネンタルラウンジへ向かいました。
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4階に上がり、ジムを脇目に右へまっすぐ進みます。
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アサインしていただいたコーナースイートはベイブリッジ&ハンマーヘッド側
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空間的な余裕だけでなく、こういった「無駄」とも捉えられるようなインテリアが置いてあるところが、スイートルームの好きな部分です。

個人的には、「無駄」なものが置いていない広いだけのスイートルームは魅力を感じません。
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とても簡単ですがキッチンスペースも用意されていました。

シグネチャースイートになるとリビングとキッチンがより広々としていましたよ。

(今回は見学だけさせていただきました)
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コーナースイートのコーナー部分からは丁度ベイブリッジや海上保安庁が。

正面を見ればハンマーヘッドや横浜港が目に入る、

人工的だからこそのエモーショナルな海の風景に不思議と心が落ち着きます。
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バスルームを含めすべての窓が横に開くので、プライバシーに注意は必要ですが、

窓を開けてのビューバスタイムが叶うのはスイートルームだけです。
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それにしても洗面台の壁のタイルアートでしょうか、とても可愛らしいデザインです。

 

どちらかというとシンプルなこのホテル・部屋の印象に、

少々の温かみを加えてくれているような気がしました。
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テラスはそれほど幅がありませんが、座ってくつろぐには十分。

 

日中はハンマーヘッドの見物客とよく視線が合いますが、特に気にしません。
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Olasonicのスピーカーで港風景に合うような曲を流しながら、

眼前で冬の海を眺め、肩を寄せ合う人々の想いを想像していました。
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甘いものが食べたくなり、クラブインターコンチネンタルラウンジへ。

後の為にスコーン以外のセットをカモミールティーといただきました。

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夕刻が近づき、

ネズミ色のハンマーヘッドが沈んでいく太陽に照らされ、

ほのかな茜色に染まっていきます。

 

その奥をル・グラン・ブルー・が通るのを撮ってみました。
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陽が完全に沈むころにはMarine&Walkに、小舟を迎え入れるような明るさが。
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クラブインターコンチネンタルのカクテルタイム。

このホテルでしか飲めない、PIER8ラガーとシャンパンを。

他にゲストはまばらだったため、すぐに酔いが回っても安心でした。
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ミール類も以前と変わらず、高いクオリティでした。
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フォアグラのプリンは最近必ず出てきている気がしますね(笑)
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夜はお約束通り、熱めのお湯を張って入る時には窓を開けました。

尚、長時間開けていると他の部屋まで寒くなるので注意が必要です。
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夜景は観覧車が見えるお部屋に比べると控えめですね。

恋人と宿泊するならばそちらのタイプのお部屋をお勧めしますが、

一人の時は断然ベイビュー派です。

 

夜は外に人もいませんし、テラスで飲むのも良いですよ。
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翌朝もまずは熱めのお風呂から。

 

夜よりはプライバシーに気を付けましょうね。

(といって写真の段階で既に窓を開けておりますが、、、)
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朝食は美味しいステーキやスープ、サラダにフルーツなど。

ゲストの数のわりにスタッフさんが多く、良く気づいていただけます。
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採光の朝を迎えれば自ずとその日の気分も上がるというもの。

幸いにもこの日も海がとても綺麗で、

お散歩してるだけでとても癒される一日になりました。

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それではまた、別のホテルで。

【宿泊記】フォーシーズンズホテル東京丸の内

たにやばです。

今日はフォーシーズンズホテル東京丸の内に思いを寄せて。

 

このホテルは僕が都内で最も好きなラグジュアリーホテルの一つです。

(ロイヤルカスタマーになれるほど訪問しているわけではありません...笑)

最近ホテル好きの中で多く話題に上がるホテルではないかもしれませんが、

その居心地の良さ、アットホーム感はピカイチだと感じています。

 

まずはこのエントランス。

近年のラグジュアリーホテルの流行りから逸れた、高層ビルでもなくかといって一棟丸ごとホテルというグランドな威厳もなく。

丸の内と言ってもあまり丸の内っぽくない、八重洲側の出口が近いですし、、、

 

しかし入ってすぐにあるレセプションデスクは非常に落ち着くというか、

近年普及しているラグジュアリーな旅館と少し似たプライベート感を感じます。

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それもそのはず、客室はわずか57室。大手町は190室でアマン東京ですら84室です。

このレジデンシャルなロビーにも納得です。
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最近滞在したのは最もスタンダードなデラックスキングルーム。

このカテゴリーはトレインビューで、前回滞在ではそれが叶わなかったので寧ろ好んでこの部屋にしました。44平米の広さは十分に感じます。
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夜になると、対岸の丸の内のビル群が至近に迫る夜景を眺めながら時たまゆっくりと通過する新幹線に何度も目を奪われます。
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ミニバーは御覧の通り。これも過不足ない印象ですね。
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バスルームは少し時を感じるデザインですが、ロクシタンアーモンドのバスアメニティはこの為に来てしまうほど好きな香りとテクスチュアです。

ロクシタンの販売員によれば、「日本ではあまり人気のない香り」らしいんですけどね(笑)
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お部屋のバスルームもいいですが、スパの洞窟風呂も雰囲気を変えるには悪くないでしょう。ロッカースペースもさほど広いというわけではないですが、ここは小規模ホテルという事を考えるとこれでも問題ないように思います。(200室程度のラグジュアリーホテルでここより狭いホテルも何個かありますね。。。)
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この時に滞在では一晩は当時のパートナーとmotifで、もう一晩は一人だったのでインルームダイニングで済ませました。

二晩とも注文したのが奥に映るシーザーサラダ。これ以来ホテルのシーザーサラダを頼む機会が増え、美味しいという印象に変わりました。

手前の野菜がゴロゴロ入ったカレーも美味しかったですよ。
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フォーシーズンズホテルといえばベッドの眠り心地の良さも特徴の一つ。

レンタルできるDVD/BDを見たり、語らいあいながら日常の延長線のような、しかし数段豪華な夜を過ごすことができると思います。

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朝はmotifで。

 

大変惜しまれつつ閉店してしまったこのホテルレストランの朝食は、

やはりこのホテルらしくアットホームで質の高いものでした。
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1日目は和朝食、2日目は洋朝食を食べましたが、明らかに洋朝食のボリュームが凄かった記憶が。

朝からとめどなく走る電車の往来を目にして、子供達がワイワイと声を上げる光景は他にラグジュアリーと少し違うかもしれませんが、不快な気持ちにはなりませんでした。

寧ろ少し童心に帰るようなちょっとしたワクワク感を得て、思わず僕が見入ってしまうこともありました(笑)
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夜は幸運な者しか座ることができるバーラウンジエリアの特等席も朝なら見放題。

この眺めは実に壮観ですね。お酒と共に延々と語り合えるのではないでしょうか。
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チェックアウトまでの時間を部屋で過ごす間、幸運にも黄色い新幹線が目の前を通過しました。

ドクターイエローはどうやら1日に1本目の前を通るか通らないか、

というくらいの珍しい車両だそうです。

反射的にスマホを起動し、写真に収められたのは幸運でした。
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豪華絢爛な雰囲気を期待して来るのは少し違うかもしれませんが、

そのサービスや上品で居心地のいい空間には十分に癒され、また訪問したくなることでしょう。

 

当然僕もその一人。

次はいつ訪問できるのかと、日々を過ごしながら懸想しています。

【宿泊記】ハイアットリージェンシー大阪

こんにちは、たにやばです。

先日、ハイアットリージェンシー大阪で充実した滞在を楽しませていただきました。

 

コロナ禍の中でゲストも少なくなっており、その中で丁寧なサービス、ホテルの努力が見て取れた滞在となり、とても良い印象ばかりが残っています。

 

大阪は南港、大阪湾を南から眺める割と辺鄙な場所に立つこのホテル。

大阪駅から高速を飛ばし、結果的には貸切となったシャトルバスで夜、到着しました。

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古き良き大型ホテルの特徴としてやはりブライダルやホールに大きな面積をとっており、ホテルらしいホテルの安心感を覚えます。
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夜の到着だったためか、すでにターンダウンされた状態のお部屋。

グローバリストとしてリージェンシープレミアデラックスキングにアサインいただきました。

角部屋で80平米。元の宿泊料金を考えますととても素敵な待遇といえるかと思います。
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ビューバスはATCを眺められます。ま、要するに回り何もないんです。

アメニティ類は特筆すべきものはないかなと思います。
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グローバリストのウェルカムアメニティでしょうか、箱入りの最中をいただきましたよ
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サービス時間が長いカクテルタイムの恩恵にあずかり、地下のバジリコへ。

レストランで1品1品きちんとサーブされる、ゲストとしてはこれ以上なくありがたいサービスでした。
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バジリコの隣のローソンで思わず購入してしまったこちらは3日間のフィットネスウェアになりましたとさ。
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朝食は1階のカフェで。一部オーダースタイルのビュッフェ形式でした。
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最上階のリージェンシークラブは無人営業。

それでもすでに清潔に保たれ、ドリンクやスナックも十分に備えられていました。
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お部屋の眺望に関して、夜景はさほど見どころにかけますが、

日中は大阪湾を望む、なかなか見どころのある景色という印象でした。
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商業施設はほとんどありませんが、ATCの前庭からは大阪湾に沿って散歩したり、遊具で遊んだり、気分転換に良さそうな感じでした。f:id:fpooh:20210122121157j:image

バジリコの通常営業中にもお邪魔しましたが客足はずいぶん寂しい印象。

それでも、スタッフの皆さまは愛想よく、手を抜かずにサービスしてくれたように感じました。これはカクテルタイムの時も同様に感じました。
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夕方には大型船の汽笛に耳を傾けながら大阪湾の水平線に沈む太陽を眺めて。
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建物や客室の保存状況に疑問が残る場合もあるかと思いますが、

最小限のサービス縮小に努めており、ゲストの満足度は中々高いはず。

 

次は沢山のゲストで賑わうこのホテルをまた訪れる日を楽しみにしています。

【宿泊記】ザ・リッツカールトン大阪に宿泊

こんにちは、たにやばです。

 

おととしの冬位に宿泊したリッツ大阪の滞在記です。

当時は今よりアクティブでホテルステイにそこまで重きを置いていませんでしたので、

この日も主目的はUSJ、リッツは朝夜食べて寝るだけ、という滞在スタイルでした。

 

クリスマスまで数週間、というタイミングでしたのでロビーのクリスマスツリーを始めとして館内の至る部分にクリスマスのオーナメントが飾られていました。

そのせいか、もともと時代を遡った貴族の館ような内装は更に豪華絢爛な模様に。

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外観を眺めているとその空間の温度差に驚かされます。
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こんなに重厚感のある内装のホテル、国内では早々お目にかかれませんよね。
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共用部分の豪華さに反して、客室階はややシンプル。

白を基調とした上品なつくりですが、水回りなど、やや古さが露呈しているのは残念なところです。
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夕食は花筐の天ぷらカウンターにて。

そこまでの導線が、まるで和食をいただきに行くとは想像できない雰囲気だったのが面白いですね。
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花筐ではカウンターで天ぷらのコースをいただきました。

この時の連れとはその後カウンターの天ぷらによく行くようになりました。
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部屋に戻るとリッツカールトンらしいターンダウンサービスが。

ホテル好きとしては、このロゴとブランドには安心感を覚えますね。
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翌朝はスプレンディードで。
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クリスマス特融のメニューもあり美味しかったですが、

ビュッフェの盛り方が下手で良い写真が残っておらず。。。
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思えば冬の大阪で優しい朝日に包まれていただく優雅な食事。

それはこの豪華なリッツカールトンでの滞在を締めくくるのに相応しい体験でした。