やばやばホテル日記

気ままなホテル宿泊記

【宿泊記】ホテルインディゴ箱根強羅

こんにちは、たにやばです。

 

今秋、ホテルインディゴ箱根強羅に宿泊してきました。

この時の体験について、書き記したいと思います。

尚、レストランでのディナーはこの記事に含まれませんので悪しからず。

 

IHGブランド「ホテルインディゴ」として日本で初めて開業したこのホテル。

勿論車でのアクセスも良いですが、小田原駅からホテルまで無料のシャトルバスが2時間に1本程の頻度で出ているので、それを利用するのも便利でしょう。

 

ちなみに、今回は物語調で行きたいと思います。

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エントランスは山側のひっそりとした場所にあり、扉自体もこじんまりとしたものです。

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チェックインが混みあう場合はこちらのラウンジエリアで待つことになりました。

(特にシャトルバス到着直後は混みやすいです。)

 

自分の番が呼ばれ、スムーズなチェックインを経て、カードキーを受け取ります。

スパイアエリート特典として14時までのレイトチェックアウトとワンドリンクチケットをいただきました。

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お部屋はリバーサイドのスタンダードなお部屋に。

一人だったため、広さにも眺望にもさほどこだわりがありませんでした、

この部屋は良い意味で想像通りの規模でした。

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お部屋の入り口付近には施錠できるトイレと、オープンなクローゼットエリアがあります。

中に入っている浴衣や羽織は後述するスパエリアへアクセスする際に着用できますが、

レストランは不可ですので、洋服に着飾って出かけましょう~。

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トイレの洗面台のデザインがかわいらしくて写真を撮ってしまいました。

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ベッドの対面にはテレビがありますが、その隣にはミニバーと洗面台が。

洗面台の対面にはガラス張りのシャワーブースがありますので、障子戸で仕切ることができます。

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コンプのお水は瓶です。紅茶はTWG、珈琲はネスプレッソが用意されています。

ミニバーにはソフトドリングやビールなどのアルコール類が用意されています。

中々リーズナブルな価格だったので、滞在中5本くらい?飲んでしまいました。

温泉に長く浸かると、どうしてものどが渇いてしまいますからね。。。

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アメニティといえば、シャンプー類はBiologyが用意されていました。

大きなボトルアメニティなので使い切ってしまう心配の必要がありません。

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部屋の露天風呂は温泉とお水をそれそれ注ぐことで好みの温度に調整する仕組み。

それほど匂いも濁りもなく、されどきちんと温泉の気持ちよさを感じることができました。

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因みにリバービューのお部屋については他の方も言及していますが、

対岸からの視線を近くに感じてしまう方もいらっしゃると思います。

 

またこのお部屋はロビーから少し中庭(足湯テラス)を横に通り過ぎた位置にあるエリアにあり、早川(写真に写る川)の上流が近くに見えますが、

ロビーに近い側の客室エリア(使用するエレベータが違います)だと浄水場?(水道センターが近くにあるので)の施設が目の前にあり、やや風情に乏しいと感じてしまうかもしれません。

 

個人的には、なるべく上流側のお部屋のほうが眺望的には良いのかなと思いますが、

その分エレベーターやロビーから遠いので、トントンかもしれませんね(笑)

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写真に見えるセブンイレブンを目的地として、ホテルの周りを少し散歩してみることにしました。

御覧の通り早川の上流には自然がそのままに残っています。

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対岸からホテルを眺めるとこんな感じに。

正直に申し上げますと、客室露天風呂であまり派手に動き回らない限り、

肉眼で見る分には目立たないと思いました。

 

双眼鏡でも使う人がいたら、、、って僕の作戦をここで明かすわけにはいきません(笑)

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セブンイレブンで飲み物や必要なアイテムをいくつか買い、ホテルに戻ってきました。

夕食には小田原駅で買った小さいお弁当(小鯵寿司)と、インルームダイニングでハンバーガーを食べました。

 

インルームダイニングはとてもリーズナブルな価格でいただけますが、、、

プレゼンテーションがやや残念なのは価格相応と受け止めるべきでしょうか。

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夜になって、1階の大浴場へ向かいました。

この大浴場は水着着用が求められる混浴温泉なので、

部屋で水着に着替え、上に浴衣と羽織ものを着ていきました。

 

大浴場は写真OKなので他に人がいないタイミングを見計らって、何枚か写真に収めることができました。

 

残念ながら、僕以外に大浴場で見かけたゲストが全て同年代位と思われるカップルだっとことは、大変遺憾なことだったと申し上げなければなりません。

 

僕は勿論彼らの幸せを祈って...なんてことはせず、彼らがいつどんなタイミングで喧嘩するんだろうと、負け犬根性溢れる妄想をしながら、隅で小さくなって眺めていたのでした。

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そらこんな雰囲気で彼女さんの水着姿を見ていたらならイチャイチャもしたくなるわな。。。でも許せぬ!!!号泣

 

 

いたたまれなくなった僕は、カップルどころかゲストもスタッフも一人もいないジムに逃げ込みました。

しかし格好は浴衣on水着、このもどかしさを発散することは叶わず、

結局その後、部屋でやけ酒することとなりました。。。

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翌朝

 

何故かやや目覚めが悪かった僕は、朝食の時間ギリギリに一階のレストランに。

他のゲストがほぼ全て複数人のグループであることにやや居心地の悪さを覚えながら(これは決してホテルやレストランの不手際ではありませんが)

プレゼンテーションをお味も素晴らしい朝食を黙々と腹に収めました。

 

周囲のテーブルの会話に一人で心の中でツッコミをいれながら過ごす時間は、

リゾートホテルに一人で来た時の僕の「あるある」な現象です。

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お昼近くまで部屋でパソコンをいじり、やや息抜きがしたくなったので1階の足湯テラスにやってきました。

この時間はちょうどCO付近だったためか他にゲストはおらず、

孤独が寧ろ気持ちよく感じられました。(言い訳)

 

早川を飄々と泳ぐカモメ?に自分を重ねてのんびりと黄昏る贅沢な時間は、

箱根という都心から少し離れた温泉地ならではでしょう。(適当)

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ウェルカムドリンクチケットが未使用だったことにも気づき隣のバーカウンターへ。

新設なバーのースタッフは一人の僕を訝しむ様子を見せず、

丁寧にジンジャーエールを提供してくださいました。

 

人の温もりに大変心打たれ、昨日の夜見た光景はすっかり癒されたたにやばでした。

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今夜こそ悠遊快適なスパタイムを!

そう意気込み、この日の夜も大浴場にかけこんだたにやばでしたがこれがまずかった。

 

昨日撮ることができなかった場面をスマホで黙々撮っていた僕は、

より素敵な写真を撮ろうと時に中腰、時に地面すれすれのローアングルからスマホを構え、ひたすら大浴場内を動き回っていました。(勿論その時は一人)

 

その時歴史は動きました。。。

 

女性側更衣室のドアが開き、出てきた方に僕がやや苦しそうな姿勢でスマホを構えているのをタイミングよく見られてしまったのです!

 

反射的に「あれ、私扉間違えた?」とも言わんばかりに扉を閉めた女性。

それを確認した僕が光を超える速さ(体内時計による計測)で部屋に帰還したことは言うまでもありません。

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ショッキングな事件の加害者(いやきっとあの女性もカップルだったし、寧ろ僕は被害者だと主張したいがそれはさておき)となってしまった僕は全ての記憶を抹消するために夜中再びセブンイレブンを訪れ、酒を買い込みました。

 

なおこの時ホテルのすぐ外でイチャイチャしているカップルを見て、買う酒の本数が増えたことも後世のために記録しておく必要がありました。

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翌日

 

深酒による反動で朝食に間に合わなかった僕はCO後、シャトルバスを待つ間にレストランで昼食を摂ることにしました

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ランチタイムは人が少なく、窓際の席に僕をアサインしていただきました。

 

まずはカクテル"AKAFUJI"と共にパンを。自家製バターと共にいただきました。

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メインには牛わき腹のステーキを。

ライブキッチンの人がよさそうな外国人シェフが焼き上げてくださったこのステーキは、この一人旅のすべての記憶を素敵な旅行記のエッセンスへと焼き上げてくださいました。(大げさにもほどがある)

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最後はシャトルバスに乗り込み、ホテルスタッフに手を振って見送られながら小田原駅へと向かうのでした。

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ふざけたようなストーリーと共にお届けしましたが、

素敵なホテルであったことは間違いありません。

 

ひとつ、

僕のくだらない宿泊記を読んでくださった皆さんが得られる教訓があるとすればそれは、

素敵な友人やパートナーと共にこのホテルを訪れることでこのホテルでの快適さは一層高まるであろうということです。

 

この度も読んでくださり、ありがとうございました。