【宿泊記】パークハイアット東京
たにやばです。
この記事は過去のパークハイアット宿泊について振り返ったものです。
今更感ありますが、良ければお付き合いください。
パークハイアット東京は25年もの時を経て今なお都内屈指のラグジュアリーホテルとして存在感を示しています。
丁度僕が生まれたころから存在するというのですから、驚きもするでしょう。
ラグジュアリーホテルというものに興味を持ち、
パークハイアット東京に宿泊した時から僕は”ホテル好き”としての性をより強く自覚したように思えるほど、このホテルにおける全ての時間は特別でした。
「このホテルの何が特別か」と問われるとそれは案外難しくなります。
愛するパートナーに「私のどこが好き」と問われて「全部が好き」と、
何も考えなかったような回答をしてしまう事象に似ていると言えましょうか。
車寄せからエントランス、エレベーターを上っていくときの緊張感。
別世界のような空気に毎度のことながら驚き、
しかし当たり前のようにピークラウンジを横目にフロントまで歩く時の高揚感。
ジランドールを通り過ぎ、
ライブラリーを抜け、
丁寧なスタッフに導かれ、落ち着きのある客室へ。
最初からいくつかの滞在はデラックスルームで。
いつしか、ビューデラックスルームにも泊まるようになりました。
イソップの軽快な香りに包まれ、特徴的な低いベッドに沈む夜。
富士山まで見渡すビューバスから始まる優雅な朝。
ある時はジランドールで、またある時はお部屋でいただく美味しい朝食。
クラブオンザパークで身体以上に心が満たされる余暇。
ある時はピークバーで、
またある時はニューヨークバーで、「ロストイントランスレーション」の名場面に淡い思いを寄せつつ過ごす一人の夜。
またある時は大切な人とじっくり夜景に酔うニューヨークグリルでの夜。
このホテルをどうして愛さずにいられるでしょうか。
先月、幸運が重なり「トーキョースイート」という、このホテルで1室しかない特別なスイートに宿泊する機会を得ました。
広さは220平米。
トップスイートであるプレジデンシャルスイートに次ぐお部屋です。
あえて無駄な言葉はあまり挟まず、この素晴らしいお部屋を共有できればと存じます。
そして夜も深まるころには.....
勿論この日の夜はニューヨークグリルで。
この部屋で刻む時は普段以上に濃く感じることでしょう。
余り言いすぎるのは野暮ですが、ぜひ大切な日、大切な時に泊まってみてほしいです。
今年もこのホテルに何度を何度も訪れ、
その度にまた大切な時間を1つ1つ丁寧に刻んでいく、
そんな一年になればいいなと願っています。
パークハイアット東京に関わる全ての皆さま、いつもありがとうございます。