【宿泊記】アマン東京
見てくださってありがとうございます、たにやばです。
先日アマン東京に2度に分けて宿泊しましたので、宿泊記を書いてみました。
予てから訪れたいと思っていたこのホテルですが、
今年になって漸くタイミングが訪れました。
一度目はデラックスキングルーム、二度目はコーナースイートの予約。
結論から先に申し上げますと、どちらの部屋でも満足度はとても高いです。
東京駅から車で5分ほどの位置にある大手町タワー。
33階に降り立つと小さなフロントデスク、そしてこの壮大なロビーに迎えられます。
奥にはラウンジバー・そしてイタリアンレストランの「アルヴァ」があります。
以前ディナーでアルヴァを利用した時はイマイチ美味しいと思える料理に出会えませんでしたが、
両日満席でしたのでやはり人気のあるレストランなのだと感じました。
鮨「武蔵 by AMAN」は客室用エレベーターの近くにありますが、
訪れたのが日曜・月曜だったので、休業日で利用できませんでした。
ですので今回利用したのはインルームダイニングの夕朝食とバーのみです。
プールも諸事情あり利用できませんでしたので、他の宿泊記等を参考にしてください。
(来月も宿泊しますので加筆する可能性はあります)
それではまず、デラックスキングルームの紹介に移ります。
エレベーターを降りて、廊下の広さにまず圧倒されます。
数部屋分歩くだけなのに距離が...ハウスキーピングは大変だと思います。
階数・部屋番号は覚えていませんが一番スタンダードな部屋タイプで71平米あります。
ベッドのあるスペースとデイベッドのあるスペース間に段差があり、
高さ・広さ共に開放感の感じられる部屋です。
木目調の優し気なデザインは隣のウェットエリアの石材の無機質な印象とは対照的で、
そのエリアの用途に沿って上手く使い分けがされている印象を受けました。
ベッドとデイベッドの間の台にはTVが内蔵されており、
サンクチュアリ感の強いアマンと、東京という有数の商業都市の調和が図られているようでした。
広い部屋、というのは他にも無数のホテルでありますが、
アマン東京の客室で得られる開放感はこの窓の高によると感じました。
ここから眺める東京の景色は綺麗というより、「気持ちいい」という感じでした。
ウェットエリアはこの部屋でもダブルシンクなのがとても嬉しいです。
鏡は大きくアルコールやミネラルウォーターが備え付けられています。
ドライヤーはレプロナイザー(3D)でした。
写真の右側にバスルームがあります。
「デラックスルームはバスタブが小さい」との口コミを見ていましたが、
個人的には一人だと丁度いい大きさだと感じました。
ビューバスでもここまで高い窓は初めてです。
風は感じませんが、ほぼ露天風呂のような感覚でした。
シャンプー類はアマンオリジナルのボトルアメニティ。
キンプトン、メズム、エディションなど最近開業したホテルもそうですが、
僕は(ちゃんとした質の)ボトルアメニティがとても好きなのでこれは嬉しいです。
コロナ禍でウェルカムドリンクは予め冷蔵庫に備え付けのものに。
このジュースのデザインはフォーシーズンズと一緒ですね(笑)
他にも冷蔵庫内のソフトドリンク(お茶・コーラ・炭酸水・ジンジャエールなど)は無料です。
小瓶のビールはエビスとサッポロ、他にアマンオリジナルの日本酒など
手ごろな価格のアルコール類も揃っており、部屋から出る必要がありませんでした。
ウェルカムフルーツとして巨峰が、他にもコンプのお菓子が2種類置いてありました。
さて、部屋でのんびりしていると、段々と夕陽が落ちてきました。
(水着を忘れ、プールに入れなかったことなどすっかり忘れていました。)
この部屋の一番楽しめる時間は太陽が上り下りする朝と夕方だと感じます。
この写真でも伝えきれるかどうか、というほど太陽の光が大きな窓から部屋に侵食します。
眩しいですが、不思議と気持ちのいい、強く優しい夕陽でした。
バスタブからも夕陽が眺められます。
しばらく経つと、夜とのほんの僅かな間、幻想的な夕空が見られました。
インルームダイニングが届いたころにはより空が黒へと染まり、
爽やかな一日の終わりを感じさせる景色が目の前に飛び込んできました。
注文したのは親子丼、ハンバーガー、クリームパスタ。
部屋のビールも一緒にいただきました。
味はインルームダイニングとしては申し分ないと思います。
特に柚子の風味が効いたクリームパスタは中々新鮮な味わいでした。
彼女と飲み、語り、最高に贅沢な時間を過ごしていると夜がやってきました。
東京の夜は一生懸命働いている人達のおかげで常に明るいですが、
高層ホテルから眺めると、それがまるでただの風景に見えてしまうから不思議です。
彼女は翌朝早くから仕事に向かうので、ちゃんと起きれるように早めに寝ることにしました。
翌朝、彼女は朝食が食べられる時間の前に送り出し、
一人で静かな部屋から鮮やかな朝を目に焼き付けました。
バスタブから眺める景色は特に美しく印象的で、
東京の高層ビルの中でもリゾート感を感じられることに驚かされました。
どれくらい湯船につかっていたでしょうか。
あっという間に朝食の時間となり、朝から丁寧に食事を配膳してくださいました。
和朝食がおすすめと聞いていたので、その通りに選択しましたが、
噂通りどのおかずもご飯によく合う、濃いめの味の、東京らしい和食でした。
イクラが乗った湯葉、そしてモズクが特にお気に入りでした。
この日は昼前にCOし、きちんと2人分のネームタグをいただきました。
ところが翌日...スイートにGO TO込み9万円台で宿泊できるお得なプランを見つけてしまい、
そのまま翌週に予約しました。
というわけで長くなりますが、ここからがコーナースイートのお部屋の紹介です。
コーナースイートは名前の通り、各階の隅にあります。
廊下の先にはオブジェがあり、その手前に部屋の扉がありました。
入ってすぐ、荷物置と傘入れの玄関スペースがあります。
そこから右はリビングルーム+書斎、左はベッドルーム+ウェットエリアとなります。
まずは右側のリビングルームです。
コーナースイートの魅力は二面窓のこのリビングルームだと思います。
特に、TVがあるエリアは開放的な景色を眺めながらゆったりするのにぴったりです。
手前の台にウェルカムアメニティや冷蔵庫などが揃っています。
まずはウェルカムアメニティ。
真ん中の饅頭以外はデラックスルームと一緒です。
饅頭は美味しいですが、2人なのに何故3つなんだと考えてしましました(笑)
冷蔵庫の中身はデラックスルームと一点を除き一緒です。
ウェルカムドリンクのジュースがオレンジとグレープフルーツでした。
(デラックスルームでは2つともグレープフルーツジュースでした)
ま、大したことではないです(笑)
スイートルームにはプライベートワインセラーがあります。
中にはシャンパン(クリュッグ)、赤2本、白3本が入っていました。
こんなものがあると、楽しくなってしまって普段は飲まないワインを飲んじゃいますね!
リビングルームの壁側には書斎(ワークデスク)が。
左にトイレもついているので、集中して籠るのには良いです。
続いて左側のベッドルームに移ります。
お気づきの方もいらっしゃると思いますが、コーナースイートには段差がありません。
従って特にベッドルームの開放感という意味では、デラックスルームや通常のスイートに劣ります。
逆に言うと、段差がないのでお年寄りにも移動しやすく、また落ち着いた雰囲気があります。
ベッドルームのベッドと反対側の扉を開けると、ウェットエリアがあります。
奥にトイレがあり、窓側にバスルームがあります。
アメニティなどはデラックスルームと同様でした。
スイートルームの特徴としてはやはり、この大きなバスルームがあるでしょう。
写真に写らない洗い場の面積もかなりゆとりがあります。
シャンプー類はやはりデラックスルームと同様です。
この日は前回ほど快晴、とはいきませんでしたがそれでも夕刻には美しく...
本当に僅かな時間でしたが、幻想的な光景を堪能できました。
予約したプランの特典にラウンジでのカクテルのプレゼントがあったので、33階へ。
やはり混んでいましたが、運良く待たずに席を確保することができました。
暗闇の中にキャンドルとこのキューブ型のバーカウンターの光。
穏やかそうでいて、何か意思を持ってここに来ている男女達を表しているようでした。
彼女はマティーニを、自分はジントニックを頼みました。
後からシャルキュトリーを追加で注文し、カクテルタイムを楽しみました。
気づけば時間は20時を過ぎ、プールの営業時間を過ぎている不運に見舞われましたが、
そんなことはさておき、腹が減ったのでインルームダイニングから注文しました。
この日は時間も遅めだったので彼女はシーザーサラダと牛フィレ肉のステーキ、
僕はまたもや親子丼を選択、セラーのワインも開けてみました。
最近ホテルのシーザーサラダにはまっているのですが、アマン東京のシーザーサラダもとても美味しかったです。
今回の宿泊は翌朝もゆっくりできる日だったため、やや遅めに起床。
朝食が来る前に2人共朝風呂を済ませました。
ベッドルームにあるテーブルセットが意外にいい鑑賞スポットでした。
この日の朝食は二人分だったので前回よりやや豪華に見えます。
彼女も念願の(?)朝食を食べることができ、喜んでいました。
その後またすぐに浴槽につかり、まったりとしていると眠気が。
どうやら彼女も同じようだったので2人で二度寝。
起きた時には11時台でした。。。
プール。。。
あっ、、、また(笑)
こんな綺麗な写真が撮れたのでいいかな。。。
また来月泊まるし。。。
えっ、そうなんだ。。。(笑)
と、最後はなんだかグダグダな時間でしたが、
前回同様ネームタグをいただき、気持ちよくエクスプレスチェックアウト。
また来月の宿泊を楽しみに二人で帰路につきました。
そして次回こそ、プールに入るのを忘れないようにしたと思います。
世界の秘境的なリゾート地に数多くン魅力的なホテルを抱える「アマン」
日本人としては、アクセスし易いアマン東京の存在はその魅力に触れられるラッキーな機会かと思います。
東京で別世界に浸りたい方には「星のや」や「パークハイアット東京」と並んで特におすすめです。
長い文章、ここまでお読みいただき本当にありがとうございました。
実は今後一月程、ホテルステイを控える予定ですが
まだまだ年内にステイを予定していますのでお付き合いよろしくお願い致します。
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