【宿泊記】メズム東京
たにやばです。
今回はメズム東京オートグラフコレクションの宿泊記です。
2滞在3泊分滞在しましたので、お部屋の様子やラウンジ、
朝食や「Chef's Theatre」そして「銀座みやちく」でのディナーについてお伝えできればと思います。
相変わらずの駄文ですがお付き合いください。
チェックイン
ゆりかもめの竹芝駅・JRなら浜松町駅が最寄駅となりますメズム東京。
少し外を歩くことになるので、夏季や冬季は特に車でのアクセスをお勧めしたいです。
1階の車寄せ兼エントランスからエレベータ―を使って16階のロビーへ。
途中、「銀座みやちく 竹芝店」のある4階にも止まることができます。
浜離宮方向に大きな窓が設けられ、晴れた日にはスカイツリーや開放的な青と緑のコントラストの光る景色を眺めることができます。
16階にはフロントやバーラウンジ、そしてビストロノミーレストラン「Chef's Theatre」があります。
下の写真は夜遅くに撮った16階の様子です。
昼と違い落ち着いた、しかし装飾や音楽に魅了される楽しい空間です。
そうそう、このバーラウンジ「Whisk」でいただけるオリジナルカクテルはどれもデザインが凝っていて、見る為だけでも注文したくなりますよ。
僕は写真を撮り忘れてしまったので、気になる方はInstagramなどで検索してみてください。
客室
それでは次にお部屋の紹介に移りましょう。
お部屋の入り口にはこのお人形がお出迎えしてくれます。
1滞在目に宿泊したのはキングベッドタイプのこのお部屋。
Chapter2, Executive King, Garden View, Balconyでした。
そして下が2滞在目に宿泊したツインベッドのお部屋です。
Chapter1, Executive Twin, Garden View, Balconyでした。
機能性においてはどちらのベッドタイプでも問題ありませんが、
ソファーセットやウェットエリアの配置など、少し違いがありました。
ツインベッドのお部屋はベッドサイズの問題かソファーがやや小さめです。
ウェットエリアに関してはバスタブがベッドにガラス窓越しに面しているか、
壁で隔てられているか2タイプがありますが、Chapter2のキングベッドのお部屋でも2タイプあるみたいでした。
両部屋共バルコニーのあるお部屋でしたので、誰にも邪魔されずに眺望を堪能できました。
天気が良いタイミングで撮るとこんな感じでした。
眺望の美しさはさることながら、屋外のテラスにいると開放感が違います。
ここでコーヒーやお酒を飲んだり、読書やパソコンでお仕事するのもいいですね。
僕は天気がいい日は特に、ずっとここに居たくなりました。
この客室で一番おすすめな部分ですが冬季はどうなるのか、
暖房設備があるとかないとか...少し心配ではありますね。
(冬にも一回は泊まりに行く予定ですが。。。)
テラスが魅力的な客室ですが、もちろん室内にも様々な魅力が隠れています!
まずはこのミニバーコーナー、猿田彦珈琲の珈琲とドリッパーが。
中に入ってるミルキーとコラボキャンディや砂糖菓子、お抹茶など
どれもオリジナル色が強く、これは何だろう、と試す楽しみがあります。
上の写真の水は勿論ですが、冷蔵庫の中身はコンプなのも嬉しいところですね。
あ、一番左の飲み物はビールです。(結局一度も飲まず...)
ベッドサイドの電話の形も特徴的。
何かを頼むときには真ん中のスターサービスを押して電話します。
そして全室に置いてある電子ピアノはこのホテル最大の特徴一つです。
"mesmerize(魅了する)"→"mesm"の由来がある当ホテルは「五感を魅了する」をテーマとしていますが、
ピアノはそのうちの聴覚と触覚を刺激する要素だそうです。
他には例えば料理で味覚や嗅覚、部屋からの眺望で視覚が刺激されそうですよね。
ウェットエリアはこんな感じです。(バスタブがスケスケお風呂の場合)
洗面台が反対向きで、廊下に面しているお部屋もあります。
洗い場付きバスルームにはバルクオムとコラボして開発されたボトルアメニティが。
記憶が怪しいですがさっぱりとした香りと使用感だったように思います。
バスタブは十分な大きさで、何よりボタン一つでお湯がたまるのが便利でした。
歯ブラシなどのアメニティ入れが本の形になっている遊び心も楽しいです。
中身のアメニティごと、9000円弱で購入することもできます。
クラブラウンジ
漸く部屋の紹介が終わりましたので次はクラブラウンジを紹介します。
25階にあるクラブメズムではティータイムやカクテルタイムを楽しむことができます。
入り口でアルコール消毒をしてから席に着き、QRコードでメニューを確認し注文。
現在はビュッフェスタイルになったそうですが以前は基本的にすべてサーブしてもいました。
席数はまずまず多く、テラス席もありますので、狭苦しい感じはありません。
ラウンジのテラス席からの夜景は本当にきれいで、
このバーカウンターで飲むお酒やコーヒーは最高でした!
また肌寒い日にはスタッフさんが気遣ってブランケットを持って来てくれたりと、
どのスタッフも丁寧な感じがとても好印象でした。
カクテルタイムは冷たい前菜も温かいお料理もまずます美味しく、デザートもありましたよ!
ディナー
時系列的には次はディナーだと思いますので、
インルームダイニング、Chef's Theatre、みやちくそれぞれの簡単な感想をお伝えします。
インルームダイニング
初めて滞在した夜はカクテルタイムに出されたものを全て食べてしまい、、お腹がいっぱいに。
何も食べないのも悪いので、インルームでピザとガトーショコラ(?)を食べました。
この時はとにかくお腹が苦しく、、、ガトーショコラの盛り付けがおしゃれだな~くらいしか覚えていません(笑)
Chef's Theatre
朝食やランチでも利用したこのレストラン。
残念ながらコースのみとなっていますが料金は9000円+税サと良心的な価格。
そして下の章立てされたメニューを見れば、このレストランがコースonlyにしている拘り様が分かると思います。
あ、この写真の奥にいるのは弟です。(家族での食事でした)
溶岩プレートに乗ったフィンガーフードの前菜は取り忘れてしまいました(笑)
次に季節の野菜を丁寧に調理した前菜。"マルシェ"っぽさが確かに表れていますね~
魚料理はビスクソースを仕上げにかけていただきました。
さっぱりしていて美味しいです。
お肉は蝦夷鹿のグリル。ビーツを様々な調理法で添えてあり、合わせて食べることでジビエの臭みがいい具合に抑えられていました。
赤ワインのソースにも焼いた鹿の出汁が加えられており、よく合います。
この日のデザートはボルチーニ茸をふんだんに使ったものでした。
しかし、以前ランチで伺ったときに茸が苦手と伝えていたのを(数か月後の再訪に関わらず)覚えていてくれました。
そこで僕だけ、この色鮮やかなリンゴのデザートがサーブされました。
今回は何も伝えてなかったのでちょっと感動してしましました。
勿論、お味のほうも大変美味しく、ラッキーと思っていただきました!
ボルチーニ茸のデザートも一口もらいましたがとても美味しかったです。
食後の飲み物は珈琲と紅茶が選べますが、両方が魅力的な選択肢です。
紅茶の場合はテーブルまで8?10?種類もの紅茶を持って来てくださり、
匂いを嗅ぎ比べて好きなものを選びます。(嗅覚が'魅了'されますね!)
珈琲の場合は猿田彦珈琲のスペシャルブレンドをその場でドリップしていただけます。
そして勿論、茶菓子もサーブされますがこれも美味しい!
コースの最後まで拘っており、味は勿論ですが見た目やストーリー性など、
五感を魅了する、というテーマがよくわかる楽しいディナーでした。
みやちく
宮崎牛専門店「銀座みやちく 竹芝店」はアトレ竹芝側からも、
メズム東京の専用エレベーターからも両方からアクセスできます。
マリオットボンヴォイのポイントの割引やポイント付与はありませんが、お部屋付けは可能です。
そしてラッキーなことに地域共通クーポンも利用できます。
この日は6人での食事だったので半個室のようなスペースを利用しました。
他にも鉄板焼きカウンターも10席程度、またテラス含むテーブル席もあり、
天気が良い日は室内でお肉をいただいた後、テラス席で夜景を眺めながらデザートをいただくことも。
目の前でお肉を焼いてもらいながら、団らんが進み、気づけばメインの宮崎牛に。
(途中全く写真を撮っておりません。。。が美味しかったとだけ)
お肉のグレードが3種類×ヒレ/ロース×量でコースの値段は決まり、
お肉のグレードや量にしては、かなりリーズナブルな値段でいただくことができます。
口の中でとろけました、、、生粒胡椒と合わせるのが個人的にはお気に入りでした。
申し訳程度にデザートの写真だけ撮っていたようです。。。
会計は僕ではなかったのですが、6人で食べて飲んで20万円程。
会食などにいいんじゃないでしょうか。ポイントたまらないですが(笑)
3つ紹介しましたが、その他16階のラウンジ「Whisk」でも軽食メニューがあります。
丁度楽器演奏なども行われていますので、選択肢として悪くないと思います。
個人的なおすすめとしては最初はChef's Theatreで食べてほしいですね。
カクテルタイムのフードを食べてしまうとお腹が大変苦しくなりますので迷いどころですが。。。
ディナーの後は部屋に戻り、部屋の中、外から素晴らしい夜景を楽しめます。
バスタブに浸かって体を温めてから、テラスに出て涼むのもいいと思いますよ。
そして翌朝
シャワーを浴びてさっぱりしてから朝食を食べに16階に向かいます。
朝食
朝食会場はやはりChef's Theatreです。
夜とは異なる爽やかな雰囲気で、BGMが邦楽に拘っているのも印象的です。
洋朝食と和朝食が選べますが、個人的には和朝食はあまりお勧めしません。
和朝食は不味くはないのですが、提供に時間がかかり、洋朝食のメニューに比べるとどうしても没個性な気がしました。
3種類のドリンクセットにパン、サラダ、ヨーグルト、フルーツ、選べるメイン料理が一つに温かいサイドディッシュが付きます。
こちらはメインにエッグベネディクトを選択した場合。
こちらはパンケーキを選択した場合、確か彼女が注文してたと思います。
そしてこれはフレンチトースト。個人的なおすすめはこれでした(笑)
あ、多分一番多く注文されてるのは蟹と椎茸のオムレツかと思いますが、
ご存じ僕は茸が(以下略)なので意地でも注文しませんでした。
そしてドリンクのみならず料理に関してもお替りいかがですか?と聞いてくれます。
僕も彼女も家族も大食漢がいないので誰も挑戦できませんでしたが、ビュッフェでない分、嬉しいホスピタリティですよね。
下の写真は何を頼んだか覚えてませんがかわいいラテアートで朝からほっこりしますよね。
そして3日目に注文した和朝食も写真を撮ってあります。
左の小鉢は煮物で、右は茶碗蒸しです。味は美味しいんですけどね!
朝食のクオリティは大変すばらしく、このために再訪したいと考えてしまうほどです。
(今年開業のホテルではエディションやキンプトンも良かったですが、ホスピタリティ含めて一番リピートしたくなりました。)
チェックアウト
エリート会員特典のLOをありがたく使わせていただき、15時ごろにCO。
勿論、エクスプレスチェックアウトを利用すれば待つ必要はありません。
宿泊する前は、カテゴリー6なのにカテゴリー8のリッツカールトンやエディションに匹敵する料金にやや疑問を感じた事を認めざるを得ません。
しかし、いざ泊まってみると何故このホテルがカテゴリー6なんだろうと逆に感心してしまいました。
プールがない、という事実は人によっては残念だと思います。
が、それを加味してもこのホテルに宿泊することで感じられる"楽しさ"は病みつきになりそうで、
正に僕はメズム東京に魅了されてしまったのかもしれません。
来年以降、多国籍のゲスト含め、このホテルはより人気になっていきそうです。
偶に僕が宿泊できるくらいには、部屋が空いているといいのですが。。。
とりあえず、暖房機能とやらの詳細を確かめるために近いうちに再訪します!
最後までお読みいただいた方、本当にありがとうございました!!!
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