【宿泊記】コンラッド東京
こんにちは、たにやばです。
このホテルに最後に泊まったのはもう1年も前になろうかという頃。
当時は色々なタスクが重なり、僕にしては大変珍しく祝日のホテルステイを敢行しました。
それまでアフターヌーンティーやレストラン単体利用はしていましたが、なかなか泊まる機会がありませんでした。
祝日の宿泊だったため、昼間のフロントはかなり混雑していた記憶があります。
夜にもなるとそれが嘘のように、高級ホテルらしい静けさを取り戻していました。
お部屋はベイビュースイート。
東京でベイサイドのホテルのカップル人気が高いのがよくわかるお部屋です。
全体として広さ、重厚感、デザイン、全てのバランスが程よく、「二人にはちょうどいいスイートルーム」という印象を受けました。
部屋の最も気に入ったエリアはこのチェア。
朝はシャワーを浴びて、ここに座りながら太陽の昇る東京湾を眺めていた記憶があります。
当時のパートナーと気分で決めた中華。
チャイナブルーの夜は中々にムーディーでデート使いにもバッチリでした。
ただ味については一部のお料理を除いて二人ともイマイチ...な印象で結局そのあと部屋でハンバーガーやケーキを食べました。(美味しかったです)
街側は夜、海側は朝の眺望がスイートモーメントオブライフって感じですね。
朝食はセリーズでビュッフェを。パンケーキを食べたのは僕だったか、当時のパートナーだったか。
セリーズはコラージュ側でなければ眺望こそないですが、味は安定感がある印象です。
プールエリアはかなり混雑していて、パートナーが若干ご機嫌斜めになるハプニングもありましたが、それでもタイミングを見て十分に泳ぐことができました。
CO後にはトゥエンティエイトで海を眺めながらティータイムを。
あっという間のベイサイドバケーションの終わりを惜しむかのように。
冬にしては強めの、熱するような陽射しを浴びても溶けないアイス カフェオレの氷が妙に印象的でした。
【宿泊記】ザ・キャピトルホテル東急に宿泊
こんにちは、たにやばです。
今回の記事、タイトルこそ真面目ですが内容は超絶薄いです。
なんといっても寝ただけですので。。。
国会議事堂駅と地下直結な便利な立地のこのホテル。
国の中心機関がいくつも集まる場所がらか、厳重なセキュリティに守られています。
そんなホテルですが部屋やサービスは流石にラグジュアリーホテルといったところ。
隈研吾氏のデザインされたエントランスの構造物を始め、お堅いだけのホテルではありませんよ。
超絶美人なホテルスタッフに案内された客室はスタンダードなデラックスルーム。
いやー、本当にホテルスタッフってなんであんなに容姿の整った方が多いのでしょうね(←知らんがな)
部屋家らは国会議事堂がドドーンと見える独特なシティービュー。
お水のボトルも独特な形をしていますね。
日系ラグジュアリーホテルらしく、洗い場付きバスは広々と。
アメニティのTHEMAEは上品でさわやかな香りでした。
ランドリーサービスは中々丁寧。
夜はカレーを。安定の美味しさでしたね。
翌日のCO時、昨日の美人さんを目で探すもおらず。。。!
でもそれ以上に丁寧な外国人のフロントスタッフにこのホテルの確かな魅力を感じたのでした。
【宿泊記】ハイアットセントリック金沢
こんにちは、たにやばです。
ハイアットセントリック金沢に宿泊してきました。
金沢ではハイアットハウス金沢、ANAクラウンプラザ金沢、滝亭などに泊まり、
滞在の締めとしてこのホテルを選択しました。
ハイアットハウス金沢の隣に位置するこのホテル。
ハイアットの異なる二つのブランドがどう隣接するのかと考えていましたが
レジデンス色が強いハウスに比べ、こちらは重厚感が強めのホテルといった感じでした。
エントランスにあるアートは鮮やかな色味でインパクトを与えますね。
アイランド型のフロントデスクはハイアットセントリック銀座を想起させます
こんなところにも作品が。このように、館内や室内のちょっとしたスペースにアート作品が展示されています。美術館、というと大げさな気もしますし、そこまで静的な空間でもありません。
お部屋はスタンダードスイート区分のシティービューキングスイート。
室内の写真を見てもらえれば分かりますが、地元のアーティストの作品たちが部屋のインテリアとして生きている、そんな良い意味で「軽い」ギャラリーのような、感度の高く、かつ居心地の良い空間でした。
クローゼット隣のおしゃれなハンガー掛け(ですよね?(笑))
ロングコート掛けるのに壁一面使える背の高いフックあると嬉しいです。
テーブル手前の箱はウェルカムアメニティのかりんとうでした。
(グローバリストだから?スイートだから?)
その隣の本に館内や室内のアート一覧があります。
後ろの絵もまごうことなきアートですが、良く溶け込んでいる感じですよね。
ばなな!普通の部屋だったら浮きまくりのはずなのに不思議です。
この壺もアーティストの作品だそうですよ。
ベッドルームは奥にあって程よいプライベート感。
このカウンターテーブルが部屋の中で一番落ち着く場所でしたね。
広々としていて、かつ開放的で作業するのに良いです。
この壺も、、、よく集めたものです。
バスルームはシンプルなつくり。
バスアメニティのボトルが一回り大きいサイズでした。
ロビー階のFIVEでしたっけ?バーラウンジとレストランを兼ねたお店で夕食をいただきました。内装自体もまずまずお洒落なのですが、金沢は僕の経験上、どのお店のスタッフもとても人当たり良く、フレンドリーで接客されている自分が楽しくなります。
さてさて、乱雑に注文していった写真を。。。と行きたいのですが残念ながら僕のフォトギャラリーは1杯目のビールで終わっています。
次の日の正午ランドリーサービスのチャイムで起こされるまでの記憶がありません。
なんてこった。
粗相して迷惑かけてませんように。
まあきっと部屋で爆睡したんだろうけど。
最後はちょっとグダッてしまったものの、
翌日のレイトチェックアウトまで対応してくださり、快適な滞在を楽しめました。
ルーフトップバーがクローズだったのと朝食を食べ損ねたのでリベンジしにいくつもりです。
では。
【宿泊記】パレスホテル東京
こんにちはたにやばです。
パレスホテル東京は皆さんにとってどのようなホテルでしょうか。
5つ星に輝くまごうことないラグジュアリーホテルですが、
マリオットやヒルトンなどのメジャーチェーン系ではなく、
まだ泊まっていない方も多いのではないでしょうか。
伝統あるパレスホテルがリニューアルにより今の姿になったのは最近の事。
昨年フレンチレストランが更にリニューアルしたように、
このホテルは常に変わり続けている印象があります。
昨年の初めに宿泊した時のことを少しだけ、写真と共に思い返します。
何といって立地に恵まれているパレスホテル東京。
丸の内1-1-1という住所はこのホテルが東京の中心地にある証明に他なりません。
では立地だけが特別かというとそんなことはありません。
ホテルの佇まい、スタッフの所作や気遣いのレベルは流石といったところ。
ロビーの生け花の美しさを毎週の入れ替えによって保っているところは、
このホテルの変化し続ける姿勢に似通っている気がします。
館内は重厚感がありつつもモダンで上品な香り。
お部屋はグランドデラックスキング。55平米のバルコニー付きのお部屋です。
このような調度品も美しいですが、やはりこの部屋に滞在するからにはバルコニーへ。
小さなランプと2つのイスにテーブル。
簡単なバルコニーから眺める東京・丸の内の夜景は僕がこのホテルを人に勧める理由です。
客室に戻り観音開きのミニバーを開けてみます。
シンプルながら美しいですね。
十分広く取られたバスルームは洗い場付きのビューバス。
バスアメニティはフランスのANNE SEMONIN。
パリのインターコンチネンタルホテルでも同じブランドのバスアメニティに出会いました。
洗い場付きのビューバスはお湯の熱気でガラスが曇るのが残念ですが、
利便性を考えたら合理的な選択でしょうか。
夜はプールでワークアウトも。
他のゲストもおらず、ジャグジーも貸切で利用できました。
インルームダイニングで中華やイタリアンなど乱雑な注文をしたことを思いだします。
デザートに食べたマロンシャンティイはまた食べたくなる、噂通りの逸品でした。
朝も贅沢にビューバスを楽しみ、名残惜しくCO。
不満の少ないホテルステイは沢山ありますが、
このように鮮烈な印象を与えてくれるラグジュアリーホテルでの滞在は一晩で僕に多くの刺激をもたらします。
この日の丸の内の夜景もその一場面。
1年たった今も、美化されつつ脳内にしっかりと刻み込まれているようです。
【宿泊記】パークハイアット東京
たにやばです。
この記事は過去のパークハイアット宿泊について振り返ったものです。
今更感ありますが、良ければお付き合いください。
パークハイアット東京は25年もの時を経て今なお都内屈指のラグジュアリーホテルとして存在感を示しています。
丁度僕が生まれたころから存在するというのですから、驚きもするでしょう。
ラグジュアリーホテルというものに興味を持ち、
パークハイアット東京に宿泊した時から僕は”ホテル好き”としての性をより強く自覚したように思えるほど、このホテルにおける全ての時間は特別でした。
「このホテルの何が特別か」と問われるとそれは案外難しくなります。
愛するパートナーに「私のどこが好き」と問われて「全部が好き」と、
何も考えなかったような回答をしてしまう事象に似ていると言えましょうか。
車寄せからエントランス、エレベーターを上っていくときの緊張感。
別世界のような空気に毎度のことながら驚き、
しかし当たり前のようにピークラウンジを横目にフロントまで歩く時の高揚感。
ジランドールを通り過ぎ、
ライブラリーを抜け、
丁寧なスタッフに導かれ、落ち着きのある客室へ。
最初からいくつかの滞在はデラックスルームで。
いつしか、ビューデラックスルームにも泊まるようになりました。
イソップの軽快な香りに包まれ、特徴的な低いベッドに沈む夜。
富士山まで見渡すビューバスから始まる優雅な朝。
ある時はジランドールで、またある時はお部屋でいただく美味しい朝食。
クラブオンザパークで身体以上に心が満たされる余暇。
ある時はピークバーで、
またある時はニューヨークバーで、「ロストイントランスレーション」の名場面に淡い思いを寄せつつ過ごす一人の夜。
またある時は大切な人とじっくり夜景に酔うニューヨークグリルでの夜。
このホテルをどうして愛さずにいられるでしょうか。
先月、幸運が重なり「トーキョースイート」という、このホテルで1室しかない特別なスイートに宿泊する機会を得ました。
広さは220平米。
トップスイートであるプレジデンシャルスイートに次ぐお部屋です。
あえて無駄な言葉はあまり挟まず、この素晴らしいお部屋を共有できればと存じます。
そして夜も深まるころには.....
勿論この日の夜はニューヨークグリルで。
この部屋で刻む時は普段以上に濃く感じることでしょう。
余り言いすぎるのは野暮ですが、ぜひ大切な日、大切な時に泊まってみてほしいです。
今年もこのホテルに何度を何度も訪れ、
その度にまた大切な時間を1つ1つ丁寧に刻んでいく、
そんな一年になればいいなと願っています。
パークハイアット東京に関わる全ての皆さま、いつもありがとうございます。
【宿泊記】アマン京都
こんにちは、たにやばです。
この度一人でアマン京都に宿泊してきました。
記憶の冷めないうちに滞在記として記しておきます。
今回の一人旅、パークハイアット京都とリッツカールトン京都での素敵な滞在を消化しようとし、しかしイマイチ満足しきれていない自分がいました。
それはホテルに対する不満ではなく最近の自分の行動に対する自戒の念を消化できずにいたことに起因するのですが、とにかくそんな現実や自責の念から逃れるように、極上のリゾートを展開するアマンならばと当日に予約を入れました。
鴨川沿いのホテルからタクシーを飛ばして15分程でしょうか、
14時を少し回るころにアマン京都に到着しました。
アライバル・パヴィリオンで僕を出迎えてくれたのは数人のスタッフ達。
決して仰々しくはなく、しかし丁寧な歓迎を受けました。
アライバル・パヴィリオンは小さな建物で、ここで一組だけ(僕はシングルでしたが)の丁寧なCIを行います。
もらった名刺を後から確認したところ、副総支配人の方が自らホテルの成り立ち、鷹ヶ峯の地の歴史、昨今の情勢、このホテルの色々な楽しみ方などを懇切丁寧に説明したくださったみたいです。
必要な情報の登録が済むと、その副総支配人含む数人のスタッフにエスコートされながら、
アマン京都のメインストリートを歩きます。
街中の舗装された道とは勝手が異なる石畳の道。
それすらも楽しみに変えてしまう逸話の数々に足取りは軽く。
これは、本来この地に開かれるはずだった西陣織の美術館の正門予定地。
道半ばで実現がかなわなかったその意思をしめ縄でリスペクトしているそう。
宿泊棟は日本のアマンらしいシックなつくり。
森の中の庭園に溶け込むような地味さが良いです。
入り口はメインストリートの裏側に。
あくまで宿泊棟はこのホテルの”メイン”ではないんだなと感じました。
この棟は各入り口から1階と2階のそれぞれ一部屋づつ。
階段を上って「楓」のお部屋に案内していただきました。
部屋の広さはスイートを除きすべてのカテゴリーで同じ広さ。
モダンな和を意識した、採光量が程よいお部屋でした。
靴を脱いで畳敷きのお部屋に上がり、スタッフさんに細部まで十分すぎるほど、丁寧な説明をしていただきました。
部屋のデザイン、アメニティなどを見るとアマン東京とは共通のものもあれば異なるモノも。
確かに言えることは、やはり不足ない滞在を過ごすための設備は充実しています。
眺望に関しては、正直なところ圧巻の絶景は見当たりませんでした。
メインストリートと、その奥のスパ棟が見えます。(木と石と黒いプレハブ)
ですので、開放的な情景を楽しむことは残念ながら叶わないでしょう。
それなのになぜか近い距離にある白、黒、緑の”小さな”景観は非日常を感じさせてくれます。
快適なベッドや座布団からぼんやりと人気のない、静かな森を眺める。
何でもないようで、現代人が忘れしまいがちな時間です。
それも世界的なホテル、アーキテクトがしつらえた2万坪を超える空間を、
この日は数組のゲストで独占してしまうというのですから贅沢なものです。
部屋を一通り堪能した後、温泉の為にスパ棟へ向かいました。
ここでも貸切となったのはホテルの事を考えると喜ばしくはないのですが、
人目を気にせずくつろぐにはこれ以上ない環境だったと言えます。
温泉男女それぞれに内風呂と露天風呂があり、ロッカーや洗い場も不便なく利用できるよな作りでした。
何より露天風呂はとっても広く...時間を忘れてゆっくりと湯治を楽しみました。
冬の京都でも苦に感じないほどに温まった身体で、天ヶ峰へと歩きます。
天ヶ峰も以前の所有者がしつらえた場所をそのまま残してあり、
以前は鉱山としての用途もあったとか。
石段の階段は想像以上にハードでしたが、誰もいない頂上で小鳥のさえずりを聞きながら涼むひと時は夕食前の良い運動になりました。
部屋に戻り、少しだけ身支度を整えてから、夕食へ。
すっかり太陽は沈み、メインストリートも庭園も昼とは異なる表情を見せます。
THE LIVING PAVILION by AMANは静かな明かりをたたえていました。
建物の外でスタッフさんが迎えてくれたこのパヴィリオンには他にゲストはおらず。
この贅沢な空間を一人のゲストで占有する貴重な経験でした。
初めは恐縮して落ち着きませんでしたが、心地よい距離間のスタッフと話している内に
すっかり居心地の良い知人の家に招かれたような居心地の良さに包まれていました。
当然その過程には、目にも舌にも嬉しい極上の料理の数々がありましたが。
カモミールティーと茶菓子をいただき、極上の孤独のグルメを締めくくりました。
その後、テラスのソファーへ座り電気毛布を掛けてもらいました。
夜風に焚かれながら、生きているような炎がぱちぱちと音を立てるのを静かに聴いていました。
宿泊棟へ程よい良いと共に歩くと、誰もいない静寂な森の中で感じるのは不思議と恐怖や孤独、不安といった感情でなく、遠くから静かに見守るような優しい感覚。
一人で勝手に安心するような気持ちを覚え、ベッドに沈むのでした。
翌朝
予約した朝食の時間に間に合うようにかけたアラームに起こされ、身支度をします。
こういうところで時間に捉われるのはこの滞在中唯一の時間だったように思います。
粉雪や舞い落ちる中、ダウンを着て昨晩と同じパヴィリオンへ。
アマン京都の和朝食は八朔ジュースと地産地消の野菜サラダに始まります。
京都らしく湯葉と湯豆腐。目の前で仕上げてくださいます。
重箱のお料理とご飯、味噌汁。お米は京都のコシヒカリを使っています。
デザートで口直しをした後、テラスへ。
眼前に広がるケリー・ヒルガーデンをゆっくりと観察し、うっすら寒い森の空気を堪能します。
その後、滞在中二度目の温泉に。
このタイミングで雪が強まり、粉雪が舞い込む賑やかな露天風呂に。
やはり貸し切りでしたが、昨日より気分は晴れやかでした。
その後出発しなければならない時間ギリギリまで部屋のベッドから外の景色を眺めていました。
満腹感と温泉による温かさも手伝って、程よい眠気に誘われました。
”大きすぎない”この不思議と落ち着く景色を眺めてあっという間に2時間ほど。
この瞬間、頭をよぎったのは日常に戻らなけらばいけない悲しみではなく、
軽く、すっきりとした静的な充足感でした。
最後まで懇切丁寧なスタッフさん達に見送られタクシーでホテルを後にしました。
名アーキテクト、ケリー・ヒルの最晩年の作品の一つであるアマン京都。
スタッフさんがいうにこのホテルは敷地こそアマネムと同等ですが、
あまり開放感を感じられず、その事で合わないなと感じたゲストもいたそうです。
ケリー・ヒルが実現しようとしたホテルの形が現在のアマン京都なのかは分かりません。
しかしながら、他のどのロケーションでも味わえない極上のリラクゼーション。
ひっそりと京都の山奥に開業したアマン京都はサンクチュアリといえる空間だったと感じます。
今はまだ鮮明に思い返すことができる数々の場面も、
この先当たり前のように訪れる日々の忙しさに忘れてしまうこともあるでしょう。
しかしながら、きっとまた他では味わえないであろう「癒し」を求めて、
このホテルを訪れる予感がしました。一人でも、誰かと一緒でも。
勿論、その時は多くのゲストでもっと賑やかな様相を取り戻していることでしょう。
【まとめ】2020年宿泊済みホテル・旅館〜満足度TOP10〜
ごきげんよう、たにやばです。
激動だった今年もあと僅かですね。
たにやばのホテルステイも再訪・年越しステイを除くとすべて完了した形です。
12月初めにTwitterで投稿しましたが、改めて2020年のステイの中で最も満足度型が高かったホテルを紹介したいと思います。
初めに断っておきますが、満足度というのは個々人の好みや天候・季節、当日のスタッフの対応など、ほぼ"運"ともいえるレベルで左右されるのであくまで参考程度にお願い致します。
まずは惜しくも今回漏れてしまったホテル達から。(の中からかなり良かったお宿達)
・キンプトン新宿東京
→とにかくダイニングエリアのデザインが素敵ですね。立地がイマイチ不便だなとも。
・グランドハイアット東京
→客室は普通ですが、立地、サービス共に安定してて安心して利用できますね。
・ザ・リッツカールトン沖縄
→リゾートホテルのRCはここが初めてですがいい塩梅の適当さが好みでした。
・パレスホテル東京
→テラスからの夜景は都内で一番好きです。ソフトもてきぱきと対応して下さります。
・ACホテル銀座東京
→朝食やアメニティの拘りが素敵。ただ(UG除く)客室的にはコスパは良くないなと。
・河口湖 温泉寺 夢殿
→建物全体の内装がいかにも温泉!アメニティ類はもう少し進化してほしいかなと。
・シャングリ・ラホテル東京
→メロンジュースとアメニティの充実具合が◎。朝食のサービスはもう一つ。
・ホテル雅叙園東京
→SLHなので朝食が素敵です。部屋も値段の割に広くて快適です。
・インターコンチネンタルホテル横浜PIER8
→お部屋の作りが素敵です。ラウンジもコスパが最高ですよね。
・フォーシーズンズホテル東京丸の内
→安定したサービスと美味しい食事。こじんまりとしたホテルが好きな方に◎。
それでは、たにやばのお気に入りTOP10へ、、、
10.メズム東京
まずは今年開業したメズム東京から 。
満足度が高い理由は主に2つ。
・バルコニー付きのお部屋でゆっくりできる。
・夕朝食が安くて美味しい。
こだわりの感じられるアメニティボックス。
ラウンジのテラス席も素敵な夜景を楽しめます。
夜の生演奏を聴きながら独創的なカクテルを...
朝食の運用は最近変更になりましたがクオリティは高いままと信じております。
逆にお勧めできない点としては、マリオットボンヴォイのエリート会員でない場合はコスパが悪すぎるなというところでしょうか。
あとはプールがないとか立地が微妙な点とか...
でもこれらの点を補って余る程の魅力ある素敵なホテルでしたよ!!!
9.ザ・ペニンシュラ東京
続いては打って変わって伝統あるペニンシュラ東京。
既に泊まったことがある方が殆どかと思いますが、たにやば的には
・客室やサービスの機能性(時代に合わせて今も進化している点)
が快適なステイを演出してくださりました。
ロビーの空間は如何にも高級ホテルといった感じで...身が引き締まります。
スイート以外ではガーデンビューのお部屋を強くお勧めします。
プールは開放的でジャグジーも広く、好みでした。
宿泊者ならお部屋でのアフターヌーンティーも可能。このスタンドも素敵です。
イマイチな点としては、やはりハードは最新ではないことでしょうか?
しかしながら、それも大きな問題となることはないでしょう。
ゆっくりとショッピングでもして楽しみたいホテルです。
8.金乃竹 仙石原
次は一風変わって旅館です。
箱根・仙石原エリアは強羅と並び近年目新しい旅館やホテルが開業しています。
僕はより自然を残す仙石原が圧倒的に好みです。(不便ですがw)
しかしこの旅館は周辺環境など気にする余地もなく寛ぐことができます。
・食事から温泉まで全て部屋で完結する
のが旅館の中でも特にお忍び泊に向いていて満足した点です。
御覧の通り、少しアジアンなテイストが独特の世界観に浸らせてくれます。
シャンプー類は勿論アメニティやフリードリンクも大変充実していて快適です。
温泉は濁り湯の仙石原温泉をかけ流し。浴槽も、4人は余裕で入れる広さですよ。
夕食も朝食もお部屋のダイニングでいただきます。
(同じグループの、金乃竹 塔ノ沢はその点ちょっと...)
解説付きが食べる方の気持ちまで考えているな、と。
「和風の旅館」を期待していくと勿論がっかりしてしまうと思います。
他の宿泊記や口コミを見て気になったら是非。箱根吟遊よりは予約取れますよ(笑)
7.フォーシーズンズホテル京都
僕の好きなホテルグループの一つ、フォーシーズンズ。
国内で最後に訪れたFS京都は見事に期待に応えていただけました。
・機能性があるお部屋とFSらしいきちんとしたサービス
に加えて積翠園を囲むロケーションや高級感あるスパなど、過不足ないホテルかと。
インテリアのカラーは派手過ぎず地味すぎず、絶妙なところを攻めている印象(笑)
バルコニーから眺める夜の積翠園。レジデンス棟は更に迫力ある景色が見えるとの事。
この茶室で夕方シャンパンでもいただきたかったな。
夕食、朝食共に質の高いもので、ホテルで食べて正解でした。
FSということで、お子様連れにも大変お勧めできるホテルです。
プールやジムも充実しているのでおこもりステイをゆっくり楽しむのが良さそうです。
6.フォーシーズンズホテル東京大手町
今年開業した東京にあるもう一軒のフォーシーズンズ。
パートナーの記念日ステイでしたが、抜群のホスピタリティを発揮してくださいました。(ホテルの為にも詳細は伏せておきますが...)
・客室やプールといった施設は最新で本当に素晴らしい
という点で大満足でした。
フォーシーズンズスイートはコスパに優れた素敵なスイートでした。
フレデリック・マルのバスアメニティ含め、一つ一つのアメニティが上質でした。
ディナーは折角なのでestでいただきましたがサービスの充実具合はさすがの一言でした。
ここはプール目当てで宿泊しても損はしないはず...
まだ改善できるなと思ったのは食事面ですかね...estもPIGNETOも美味しいといえば美味しいのですが、感動するようなものでもなかったかなと。
逆に言えば、さらに満足度が高くなる余地があるという事で、開業早々凄いホテルができた印象です。
5.AOYAMA GRAND HOTEL
これまた今年開業の新しいホテルとなります。
個人的には、今年開業した中で一番のホテルです。
(繰り返しますがあくまで個人的な感想です)
・ゲストにとって居心地の良いホテル
という事で最近流行りの"ライフスタイルホテル"の理想形かと思います。
同じくとってもお洒落ですが、デザイナーの自己満足感が凄い某虎ノ門の新ホテルとは快適さが段違いでした。
客室は居住性が高いという意味でアパートメント系のホテルとも共通項があるかなと。
ホテル内のバーやレストランが快適なステイに彩りを加えてくれます。
最上階のバーは夜が深まるととても良い雰囲気に。
お気に入り過ぎて宿泊時以外も何度も利用しています(笑)
朝食も和・洋あり充実しています。朝ステーキは正義。
所謂スモールラグジュアリー、なホテルなのでプールはないですが...
僕と同じくらいの年代の方にはぜひ一度試してほしいホテル筆頭です。
4.アマン東京
このホテルについては説明不要でしょう。
"アマン"というブランドもこのホテルも、多くのほてらーにとって憧れ的な存在です。
・東京の他のホテルとは一線を画する非日常感
が何と言っても魅力的なホテルでした。
見苦しい空き瓶の存在を置いといて、天才的なシティホテルの客室かと思います。
スイートも魅力的ですが、バスルームに関してはデラックスルームのデザインのほうが遮るものがなく、好みでした。
こちらはコーナースイートでいただいた朝食です。
東京の「シティホテル」の中では最も美味しかったです。
(一度、ご飯が残念だった時もありましたが...苦笑)
何といってもこの窓の高さ...他のホテルではありえない贅沢なつくりです。
まだ未だに一度もプールを利用できていないのが未練といえば未練です...
レストランについては武蔵byAMANを利用していませんが、
アルヴァもラウンジもまあ普通かな...と。泊まってこそなホテルだと思います。
3.星のや東京
残すところ3つですが、僕はどうやら旅館好きみたいで...
(といっても不満だった旅館も今年何軒かありましたが)
まずは星のや東京。アマン東京と同じく東京にいることを忘れさせてくれる宿です。
・非日常にも関わらず心からリラックスできる
点がとにかく素晴らしく、満足できた旅館です。
お部屋タイプはツイン、ダブル、トリプル(定員が)の3タイプと分かりやすく、
アメニティなどは過不足ないといった具合でした。
各階のゲスト専用のお茶の間ラウンジは本当にリビング替わり使用できる空間です。
鍵も持たず、パジャマのままふらっと立ち寄って一息ついたり仕事や勉強したり。
あ、間違ってもここはクラブラウンジ(笑)ではないですよ?
コロナがなければ最大で6室のゲストが一期一会の家族のような、気軽な交流を楽しめるでは?と再訪を心待ちにする理由です。
食事処もインルームダイニング除いてひとつ。
ですがインルームダイニングでも素晴らしいお味で...夕朝食共に満足です。
(勿論食事処の方が更に美味しいとは思いますが...)
所謂ここは旅館ですのでスタッフの振る舞いもホテルマンとは違うなとは思います。
(特に無礼というわけではないですが、何というか穏やかな...?)
値段の印象で勝手にラグジュアリーな空間を期待するともしかするとその期待には沿えないかもしれません。
この値段を払ってでも、旅館のような空間で靴を脱ぎ、ゆっくりくつろぎたい、という方向けかと思います。
温泉もラウンジも質の良い食事やアクティビティも、見た目の豪華さはないですが、
期待するものを間違えなければ、とっても満足できると感じました。
2.ATAMI せかいえ
つい昨日COしたばかりのこの旅館。
熱海駅からの無料送迎でエントランスについた時から、
素敵な眺望と共に素晴らしいステイを期待させてくれます。
・温泉、和モダン、プライベートで質の高い食事
これらの要素が好きな方には満足できる旅館かなと思います。
お部屋は月の道という別棟に泊まりました。
値段的にも、建物の内装的にも此方が新しくより綺麗ですが一番の違いは食事。
本館は日本料理、別棟は鉄板焼きとそれぞれの棟のレストランでいただきます。
鉄板焼きは徹底的に肉に拘り、スープやサラダを挟みながら豚→鶏→牛と
飽きずにお肉を沢山、しかも全て目の前で美味しくいただけます。
(熱海なので海鮮が食べたいという方は日本料理にした方がいいかな?と)
残念ながら目の前は海なので夜景は...ですがその分早起きすると温泉に入りながら最高の朝焼けが見られますよ。
朝食も鉄板焼き会場で。目の前で卵焼きを作っていただけるのは予想外でしたが最高ですね。旅館の和朝食の中でも今年ナンバー1の満足度でした。
その他にも本館の屋上には開放的なテラスがあったり...
朝のヨガのアクティビティがあったり...
最近の高級旅館ではもはや当たり前ですがフリードリンクもあったり...
熱海駅に送っていただくまで、本当に心行く滞在が楽しめました。
1.HIRAMATSU HOTELS&RESORTS 仙石原
今年一番満足したステイはこちら、ひらまつ仙石原でした。
温泉と美食、美しい自然。これら非日常感を一遍に味わえる素敵なお宿でした。
最上級のエグゼクティブスイートに宿泊しましたのはいい選択だったかと。
広さはそれほどではないですが、その分とってもリーズナブルなのかなと。
室内で優雅にくつろぎ、思い立った瞬間には温泉に。
そして雄大な自然を眺める。
都内からわずか2時間でこんな心が洗われる体験ができるというのは考えられません。
貸切の温泉はより広く、家族風呂にも向いていますね。
ひらまつといえばやはり食事。ただ美味しいだけでなく見た目でも楽しめる、
素敵なディナーを宿泊者だけのエクスクルーシブな空間で。
このお宿で悩ましいことが一つあるとするば、ここはホテルなのか旅館なのかという事でしょうか。
お部屋でくつろぎ、存分に温泉を楽しめるところは旅館らしく、
着飾ってフレンチディナーを優雅に楽しめるところは如何にもホテルらしいです。
ホテル好きも、旅館好きも両方楽しめる素敵な宿でした。
来年はまず、元旦COのミツイ京都から。
国内外、素敵なステイを1つでも多く楽しめたらいいなと妄想するたにやばです。
お読みいただきありがとうございました。
来年は記事を短くしてもう少し投稿頻度を上げられたらな...